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Roses grown in climate controlled greenhouses

CELdek® システムによるバラ栽培のための冷却ソリューション

高品質のバラ生産ビジネスを手掛けるスペインの Rosas Elig-Florは、Elig-Flor CastallaとRosas Campello Obiol による合弁会社で、2社の連盟会社がアリカンテのエルチェ市(Elche)とカスタジャ市(Castalla)に生産拠点を構えています。

背景
高品質のバラ生産ビジネスを手掛けるスペインのRosas Elig-Florは、Elig-Flor CastallaとRosas Campello Obiol による合弁会社で、2社の連盟会社がアリカンテのエルチェ市(Elche)とカスタジャ市(Castalla)に生産拠点を構えています。グループの従業員数は約60名、マドリッドやバレンシア等、主要都市にある自社営業所を通じてスペイン国内市場にバラを販売しています。
同社は強固なフレームとプラスチック・マルチトンネルシステムを持つ9ヘクタールもの最新のグリーンハウスでバラを栽培しています。年間生産量は9百万本に及び、大きなシェアを獲得してビジネスを展開しており、スペインのバラ市場では最も重要なグループの一つとなっています。

熱暑の問題

バラの栽培には気温が大きな影響を与えます。6〜8月のスペインは外気温が40℃まで上昇しますが、グリーンハウス内が高温度になると植物生育にはマイナスとなり、品質低下につながります。結果としてバラの外観は市場価値を損ない、農家の夏季の利潤減少を招いてきました。

冷却方法

Rosas Elig-FlorのゼネラルマネジャーRafael Obiol氏はハウス内の冷却システムの重要性を次のように語っています。
「バラ栽培のビジネスに携わる誰もが冷却システムの利点を理解しています。しかし、現実にそれを導入するのは品質を保つためにそれなりの投資をしようという者だけです。夏のハウス内の温度を下げることで、バラにとって望ましい生育環境を保ち、結果的には市場におけるベストな品質・外観を維持することが出来るのですが。バラの色、品質を保持して購入者に満足して貰うこと、製品に対する良いイメージを保つことは私達にとって非常に重要だと思います」

グリーンハウス内の温湿度問題に対するElig-Florとムンタースとの共同プロジェクトでは、次の項目を達成しました。
・ハウス内温度を6度減少
・相対湿度を72%に上昇 (これによりバラの生長に必要な水分の蒸発を劇的に改善)
・優れた品質と外観の維持
・最大限の利潤を確保

これらを実現する上でキーとなったのが、ハウスの内側に紫外線を60%カットするシャドーメッシュを装着したことです。
CELdek® システムの特質はすべてのプロセスで包括的なコントロールを供給することです。これは適切な製品を選択する専門知識から、全体を通して最良のソリューションに必要な技術的サポートまでを含みます。たとえばプロジェクトに応じて特別に設計されたコントロールシステムなどはCELdek® システムの主要部分と言えるでしょう。通常、気化冷却パッド、ユーロームファン、コントロールシステム、必要な水分配システム、気候によってはヒーティングシステム等がCELdek® システムに含まれています。
長年にわたる幅広い経験をもとに、ムンタースはそれぞれの気候や条件に応じた適正な湿温度ソリューションを供給しています。

導入計算
Elig-Florハウスの場合は、ハウスに降り注ぐ紫外線量、及びハウス地面への到達量等、現場データを使用しながら計算を行ないました。その結果、40x1,200mのハウスに対し、全長120m、高さ2m、厚さ100mmのCELdek® 気化冷却パッドを導入、1馬力のEM50ファン28台を設置しました。さらに、冬季の空気滞留防止対策としてEDC24を36台を設置。このファンの導入は湿った空気を動かすことによって壁や天井の結露を防ぐ目的です。

情報

  • ハウス内温度を6度減少
  • 相対湿度を72%に上昇 (これによりバラの生長に必要な水分の蒸発を劇的に改善)
  • 優れた品質と外観の維持
  • 最大限の利潤を確保
  • グリーンハウスの室内環境の最適化

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