製粉

製粉では湿度への対応は特に重要な課題です。空気輸送装置を用いる際に湿気に触れると製粉機に製品が付着する原因となり、粉末の粒径は要求水準を満たさなくなります。露点温度によっては、湿気が製品や設備表面に結露を発生させます。
製品が湿気を吸収してしまうと、品質劣化はもちろん、生産設備の性能も低下します。

ムンタースのデシカント除湿機｢ハニカム｣は効果的に設備内を乾燥させることができます。サイロや生産設備内の空気の相対湿度、露点温度を制御することによって、湿度によるさまざまな問題を回避します。

小麦粉の生産と運送

小麦は多湿な環境下では自然発芽します。発芽を防ぐためには麦粒に含まれる湿度を１０～１１％以下に抑える必要があり、小麦粉の生産期間を延ばすため、小麦の保管と製粉工程の両方で湿気からの保護が必要です。

ムンタースのデシカント除湿機によって湿度を低く維持すると同時に、小麦が吸収してしまった湿気を除去することも可能です。

サイロから運ばれる小麦粉や空気輸送装置が持つ圧縮された空気は、設備の結露発生を促し、小麦粉は水分を吸収してカビの発生や固結を引き起こします。

ムンタースの除湿システムは空気輸送装置内を乾燥させ、製品の冷却後の結露発生を防ぎます。小麦粉の固結等を防止し、より迅速な運送を可能にします。

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