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エクイニクス(Equinix)が間接蒸発式冷却器「オアシス」Oasis™ を採用

世界最大のデータセンター企業のひとつであり、コロケーションプロバイダー(顧客のサーバを預かり、通信回線や保守サービスを提供する業態)であるエクイニクスは、オーストラリアのメルボルンに初のME1データセンター(以下、ME1)を開設、そしてロンドンのスラウに6番目となるデータセンターLD6(以下、LD6)を開設した。

エクイニクスは、持続的なサーバ用空調制御を達成するために、両方のデータセンターでムンタースの間接蒸発式冷却器「オアシス」Oasis™を採用しました。二つの新しいデータセンターは、金融サービス、クラウドおよびエンタープライズセグメントの顧客からの要望に対応することができます。また、LEED(米国における環境性能評価システム)認証取得を目指し、LD6においては最高レベル(プラチナ)を達成するよう設計されています。

メルボルンのME1に設置された「オアシス」Oasis™、6台と、スラウのLD6に設置された4つのMUAユニット を含む「オアシス」Oasis™、40台は、エクイニクスの空調設備設計のコアであり、省エネルギー、二酸化炭素排出量低減に貢献しています。

LD6の初期実装段階のIT負荷に対して、「オアシス」Oasis™は8MW(メガワット)以上の冷却空気を供給します。新しいLD6は、サーバラック2,770台に相当する8,000平方メートルの容量を持ち、「オアシス」Oasis™の採用により、ME1とLD6は、オーストラリアと英国において最もエネルギー効率の高いデータセンターとなるでしょう。

「LD6は非常にエキサイティングなプロジェクトです。それは英国で最も優れたデータセンターと言えるでしょう。私たちはお客様への継続的な改善を約束するとともに、効率的で持続可能な新たな基準を設定していきます。」(ラッセル・プーレ氏 :英国エクイニクス、マネジメントディレクター)


間接蒸発式冷却器「オアシス」Oasis™

蒸発冷却は、もっとも基本的な冷却方法の一つです。それは私たちの体が汗をかき蒸発することで体を冷やすシステムと同じ原理です。ムンタースの「オアシス」Oasis™はデータセンターに無駄な湿度を与えることなく熱を取り除く、間接蒸発冷却方式を採用しています。

ムンタースの「オアシス」Oasis™では、データセンターからの空気は補助冷却機器や水を必要とせず、“ムンタース特許の「オアシス」Oasis™ポリマー熱交換器EPX”(以下、EPX)を用いて冷却されます。「オアシス」Oasis™ は周辺温度によって以下の3つの運転モードで自動制御します。

モード1:ドライモード
外気温が低い場合(冬期)、EPXは空気と空気で熱交換を行います。このモードでは、冷たい外気が、EPXを通過することでデータセンターからの戻り空気を間接的に冷却します。

モード2:ウェットモード
外気温が上昇すると(中間期)、ドライモードでは所定の温度まで冷却できなくなります。
その際には、内蔵の水槽から給水噴霧し、EPXの外面を湿らせます。そして、それによってできた薄い水の層はEPXの外面で蒸発し、チューブの内部を流れるデータセンターの熱い循環空気から間接的に熱を奪い冷却します。

モード3:ウェット+メカニカルモード
外気が非常に高温で多湿な場合(夏期)、ウェットモードに加え、付属のDXコイルが補助的に作動し、データセンターに供給される空気は適切な温度に保たれます。

ムンタースの「オアシス」Oasis™ は、データセンターの空気の冷却に循環システムを採用しているため、サーバに有害な外気の汚染物質を入れることなく高効率に冷却することが可能です。

エクイニクスはムンタースのシステムを利用することによって、pPUE1.06以下を達成し、トータルPUE1.2の電力使用効率を達成するため、供給空気温度を20℃に保つよう設定されてます。また、「オアシス」Oasis™は一貫した冷却能力を確保するためにモジュール化が可能です。

「オアシス」Oasis™のテクノロジーは“データセンター・ダイナミックス2012のフューチャーシンキング&デザイン賞受賞”、年間の運用コスト削減だけではなく、機械冷却の容量や自家用発電機のサイズ、電線、その他の維持装置等、総合的なコストを著しく削減することができます。従来の水冷式冷却システムやCRACシステムに比べ、年間の電気使用量を節約することができる高効率な冷却システムです。

情報

  • 高効率な間接蒸発冷却システム
  • 年間でpPUE値 1.06 を達成(年間PUE:1.2)
  • 8MW(メガワット)以上の冷却空気を供給
  • 冷却機器容量低減
  • 循環システムにより有害物質の侵入を防ぐ

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