気化冷却

気化式ポリマー熱交換冷却

ムンタースの直接気化式冷却システムと間接蒸発式冷却システムは、データセンター、病院、空港、発電所などに水分を加増状態化することなく冷却ができるシステムです。当社の間接蒸発式冷却システムOasis™「オアシス」は、従来の冷凍機を利用した冷却システムと比較すると最大７０％以上エネルギーを節約します。
冬場は水を使用せず空対空熱交換で運転。室内空気の排気熱を利用すれば加温も可能。プロセスエアーが室内循環系統の場合、冷却が必要なら蒸発モードを選ぶとノズルから散水します。

気化式ポリマー熱交換冷却は、外気によって管の外側を蒸発冷却で冷却し、この冷却効果で管内を流れる空気を間接冷却して供給するシステムです。蒸発モード時は、気温が条件より高い時は常に蒸発気化冷却を行います。
梅雨時期などの高温と高湿度が重なる時間帯では、水冷式小型冷凍機システムが作動して蒸発式冷却を冷却補完します。

気化冷却メディア

ファンで送風された新鮮な空気が循環ポンプで散水されて全面が濡れたパッドまたじゃメディアを通過する時、空気から得たエネルギーの力で水分が気化されて気化冷却されます。メディアは溝が加工されていますが、最も必要な空気入口側に水を導くように傾斜角度が決められています。

ムンタースのCELdek®「セルデック」は長期にわたり使用できる高効率の気化冷却メディアで、優れた冷却・加湿効率と共に圧力損失を防ぐよう設計されています。

高温の室内環境は製造施設におけるエラーや不快な労働環境を生み、事故の発生につながります。気化冷却は生産性を下げる高温の環境を改善する工場向けのエネルギー効率ソリューションです。

電力発電所

ムンタースのGTEC気化式システムは発電所、ディーゼルエンジンの出力を増加するガスタービン仕様です。気化冷却システムには燃焼空気温度を低下することにより燃焼空気密度を上げる高効率気化冷却メディアプリクーラーが装着されており、これにより９５％の冷却効率を達成します。当社のGTEC断熱冷却メディアを使用することで電力出力は通常約２０％増加し、高温かつ乾燥した地域では最高６０％増加します。

当社のプリクーラーは非常に短期で投資回収が可能です。新設する場合、プリクーラーに吸気口フィルターを統合することで1つのハウジングを共有できるため、エアフィルターとクーラーの両方の投資費用を削減します。気化型プリクーラーにより、年中一定の圧力損失で、エアゾールを使用せず冷却した空気を提供できます。

• 電力出力増加
• 高タービン効率
• 低運転費用
• 短い投資回収期間

養鶏業界

気化冷却システムは、夏場の間、トンネル換気で養鶏施設の空気の品質を最適化するために重要です。空気温度を低く保つことで、熱ストレス関連の問題を低減できます。

園芸業界

温室内部の空気温度を一定に維持することは植物の育成に非常に重要です。生産性を上げるためには、微妙なバランスを維持する必要があり、気化システムに高品質の気化冷却メディアを使用することで、そのバランスが保証されます。

養豚業界

養豚施設内部の空気温度を一定に保つことは、動物を快適に保ち、生産するうえで重要です。CELdek®パッドを採用した気化冷却システムを設置することで、安定した空気温度と品質を維持します。

酪農業界

酪農用牛が熱ストレスを受けると、牛乳の生産が減少します。高品質のCELdek®気化冷却メディアを使用した再循環式気化冷却システムは、外気が急激に上昇したときでも生産減少を抑えます。